どーも。パート主婦・大雪です。
先日、めでたく時給がアップしました。
およそ1年に及ぶ時給アップ大作戦がついに実を結んだのです。
この記事では、職場内でもっとも安い賃金でこきつかわれるパート主婦が、賃上げのためにどのように行動したのかをまとめました。
昇給について話し合う前の準備
私の部署は上司から「雑用(笑)」とみなされているので、人数が削られ続けています。
その上で作業が増やされているにも関わらず、昇給から完全に置いてけぼりを食らっていました。
そう決めた私は、絶対昇給させるマンとして、価値観の違う上司の攻略に乗り出し、このたび成功を収めることが出来ました。
もちろんパートの昇給など、上司にとっては経費が増えるだけ。したくないに決まっています。
そこをまげて昇給させるために、いろいろな準備をしました。
勤務先の売り上げ利益を調べる
当然ながら、赤字か収支ギリギリの状況では時給を上げてもらうのは難しいです。
勤務先が時給アップ可能な状態なのか、売り上げは日ごろからチェックしていました。
朝礼などで発表される前日の売り上げ、月の予算と達成率など。
あと、勤務先の上司は書類をその辺にポーイと置いておくので助かりました ψ(*`ー´)ψ ゥヶヶ
ほかのパートの時給を調べる
同じパートでも時給に差がでるのは良くあることです。
評価シートが同じでも、担当部署によって昇給のスピードが違ったりします。
業務内容の違いや勤続年数など、仕方がない場合もありますが、上司の好みや偏見が影響していることも実際には多いです。
実はそれがチャンス。合理的な理由がないので、そこを突くと弱いです。
私の場合も、部署は別ですが同期入社のパートさん達と、昇給スピードが明らかに違うことを指摘。
上司はその理由を明確に説明することが出来ず、話し合いの展開を私有利に進めることが出来ました。
ただ、自分の給料の話はしたくない人が多いはず。
強引に聞き出そうとするとヤバイ人になってしまうので、あまり無理せず集められる範囲の情報で。
なお、私の勤務先の上司は書類をその辺にポーイと置いておくので、パートとバイトの時給が大公開されている時期があり、助かり…いや、最悪です (T▽T;)
自分の働きが昇給に値するのかよく考える
サボってばかりのパートが給料上げろと言っても、相手にされないのは当然です。
しかしこの判断が難しいところ。
体感で言うと、「私は人より多く働いていて勤務先にすごく貢献している!」という人の、7人中5人は平均かそれ以下です。
では人から評価してもらおうと思っても、仲間内だとなれ合いになるので意味がありません。
いつも一緒に働いている相手に、「何言ってんだお前、おしゃべりばっかでしかもその間手ぇ止まってんぞ」とは言えないものです。
そもそも給料が上がらないということは、一生懸命働いているつもりなのは自分だけで、上司からは評価されていないということです。
もちろん「自分は時給以上に働いている(エラそうですまん)」と考えて昇給交渉をすることにしたのですが、不毛な会話を避けるため「私がんばってる!」はあえて主張しませんでした。
もし主張するならば、
- 同僚の急な休みに積極的に対応している
- 定められた業務を時間より早く終わらせ、他の部署のフォローに入っている
など、事実のみにします。
また、提出を求められた書類などは間違いなく提出するなどして、自分に対する突っ込みどころは極力つぶしました。
交渉相手の性格の把握
私の交渉相手である上司は、一見おだやかで気弱そうですが、弱い相手には強気に出るタイプ。
部下が仕事上の困難に直面していても、自分に火の粉が飛んでこないならスルーできる鈍感な感性の持ち主です。あだ名はタヌキ。
のらりくらりと話をごまかし先延ばしし、問題の解決を先送りするのが得意です。
一度の話し合いで勝負を決めるのは難しい相手。
強引な態度に出て決裂しては元も子もありません。
上記のように数字や客観的事実を集めながら、機会があれば世間話的にチョイチョイ時給アップの希望を伝えつつ、時期をうかがいました。
落としどころと譲らないポイントを決めておく
落としどころを決める
働く側の事情があれば、雇用側にも事情があります。
自分だけに都合がいい100パーセントの回答にこだわると、話し合いが平行線で終わるだけでなく、引くに引けない状況になりかねません。
上司が話し合う姿勢を見せるなら、「このくらいならOKしてもいいかな」と思える条件をある程度決めておきました。
譲らないポイントも決めておく
同時に、譲らないポイント、受け入れられないことも考えておきました。
時給を上げるんだからと、労働内容の変更を迫られる可能性があったからです。
しかし現在の労働内容と賃金がすでに釣り合っていないと判断しての昇給交渉ですので、それはお断りするつもりでした。
受け入れ可能な部分は柔軟に対応します。
しかしこちらがグラついた様子をみせれば、グイグイ無理を通そうとすることは予測できたので、最低限譲らないポイントは決めて、交渉の足場とすることにしました。

【実体験】時給を上げよう!パート主婦の昇給交渉チャレンジ・準備編:まとめ
みなさんも1円だって損するのイヤでしょう?
人件費が上がれば利益が減るわけですから、勤務先の上司にとっては大きな損と同じことなんですよ。
しかしこちらもゴミ箱のように扱われてきた日々を思えば、引き下がるという選択肢は無いのです。
時給アップを必ず成功させる!
そのために、時間をかけて少しずつ準備を進めてきました。
そしてついにその時が訪れたのです。
まじめに黙々と働きつつ、昇給交渉のチャンスを虎視眈々とうかがう大雪。
次回、【体験談】時給を上げよう!パート主婦の昇給交渉チャレンジ・交渉編 お楽しみに!
