どーも。大雪です。
2018年2月ころ、仕事中に右手にケガをしてしまい、労災申請をしました。
この記事は、以前別ブログで記事にした話を改めてまとめたものです。
このケガと労災申請の件がかなりゴタついたうえに、終わった後も職場で尾を引いたので、いま思い出してもゲンナリします…。
キャベツと一緒に指もスライスする
事故が起こったのは午前中、開店準備で忙しい最中でした。
私は飲食店のキッチンでパートをしています。その時はキャベツの千切りを作っていました。
使っていた道具は、一般的な家庭用より少し大きめのスライサーです。
いまどきは人手不足の職場も多いようですね。私の職場も、店長判断で働き手が足りません(つまり人件費ケチってる)。
人手は足りないのに作業量は変わらない。がんばる上にがんばらないと、開店時間に間に合いません。
そこで、一生懸命キャベツの千切りを作ろうと、ワッセワッセとキャベツをスライスしていたんです。
さらにキャベツも値段が高いし、できるだけ多くのキャベツの千切りを作りたいと思いました。
そうしたら、ギリギリまで攻め過ぎてコースアウトしちゃったんですよね。
ズババッと行きました。
やっちゃったのは当然感触でわかります。右手(利き手)です。親指外側の付け根と、人差し指の先端の2か所です。指から離れた私の分身がスライサーの裏にこびり付いています。
説明すると血の気が引きますが、その時は作業がまだまだ残っていたので、「チッ!面倒なことになった!」としか思いませんでした。
ガーゼで手をグルグル巻きにして、ビニール手袋で保護しましたが、手袋の中が血でタップタプ。何度取り換えてもすぐタップタプ。何となく貧血っぽいような気もします。気のせいかなぁ。
とにかく定時まで働いてから退社して帰宅。
もう出血も弱くなっているだろうと、ガーゼと職場からはめてきたビニール手袋を外しましたが、まだタプタプでした。
いくらやっても出血が収まらず、見に来た小学生の息子もドン引きです。
絶対病院に行きたくなかったです。面倒くさいんだもん。
でもさすがにこれは無理だと観念して、整形外科へ……
そしたら縫われたーーーっ。・゚・(>д<)・゚・。
「ただ切ったのではなく抉(えぐ)っているので、簡単にくっつかない。しばらく動かさないように」と、手がグルグル巻きに。
仕事を休まなきゃいけないの確定じゃないですか!その連絡や調整がイヤなんですよ。
案の定、人がいないから出てくれと言われたので、それを断るために余計なストレスが。
治るまで待ってもらえないのは明らかです(その後、ちょっと強引に休みをもらいました)。

店長、労災の発生を本社に報告していない
労災にはなりましたが、その書類もなかなか貰えない。休業補償も書いてほしいんだけど、気が重いです。あー、面倒くさい。
原因は店長です。
店長がさ!大事な書類を紛失したり、締め切り破りの常習犯なんですよ。
今回も警戒はしていたんですが、やられました。
では、ここまでを時系列で並べます。
- 1日目 事故発生
- 2日目 労災にしていいと、店で店長から直接告げられる。その後、本社から書類をもらってほしいこと。8日目までに病院に提出することを、LINEで2回連絡。既読あり、返信なし。(この日以降、連絡を待ちながら様子を見る)
- 6日目 明日(7日目)労災の書類を午前中に店に取りに行くことをLINEで連絡。不明点があれば返信下さいと併記。既読あり、返信なし。前後に電話するが出ない。折り返しも無し。
- 7日目 店長「病院に出すの8日目でしょ?あれ?てゆーか書類無いけど、こっちで書くの??」
事故から一週間後に、まさかの事故があったことを本社に報告からスタートでした。
言いたいことが沢山あるので箇条書きで並べました。
- 何度も連絡したよね?
- この数日なにやってたの?
- とぼけるにしても既読ついてるけど?
- バカなの?
- 20年店長やってるよね?
- 前にも労災処理してるよね?
- 学習能力無いの?
- ねぇ、バカなの?
労災の書類自体はダウンロードで手に入れられます。でも社長の印鑑などは本社にあるので、こちらで作ることは出来ないんです。
慌てて本社に入れた電話を切り、振り向く店長。
店長「いや~、これからやり取りするので間に合わないみたいですねー」
大雪「もう一度電話してください」
店長「え」
大雪「大至急とにかく用紙を送れと言ってください!(お前がイヤなら自分で話すからお前のスマホをこっちに渡せのジェスチャー付き)」
店長の顔が引きつりましたが知りませんよ。いいからさっさと電話しろイヤなら代われ。
結局、押して押して、速達で速攻送ってもらうことになりました。
店長も忙しいだろうと、遠慮して様子を見ていた私があまかった。ガンガンガンガン電話いれて催促すればよかった。
病院にも迷惑かけてしまうし、なにより労災申請の書類提出期限に間に合わない可能性も高くなりました。
・労災保険給付関係請求書等ダウンロード(厚生労働省)
労災の書類、ギリギリ間に合う

結果的に、労災の書類(療養補償給付たる療養の給付請求書 様式第5号)は本社から速達で送ってもらったおかげでなんとか間に合いました。
締め切りギリギリで病院の窓口に提出です。危なかった。
でもねぇ、こんなにバタバタするようなことじゃ無いんですよ。
事故発生から数日あったんだから、その間に処理できたはず。
「こっちでやるんですか?」って店長、パート社員が勝手に「これは労災だ。手続きの連絡を本社にしよう」って連絡入れていいんですか。そんなわけ無いでしょ。
こんなの初めてみたいな顔しやがって、何度も労災処理してるだろうが!
もしこれが労災申請をあきらめさせるための作戦だとしたら一大事ですよ。もちろん証拠はありませんけど。
あとは休業補償給付の申請(休業特別支給金支給申請書 様式第8号)です。
こちらは治療が終わった後の提出なので急いでいません。本社側で必要事項を記入した用紙を労災の書類と一緒に送ってもらったので余裕です。
しかしストレスだったのが、治っていないのに出勤を迫る店長との攻防でした( ´Д`)=3 ハァーッ
ケガをした場所が手なので絶対濡れるし、無理して出勤しても後々痛いの自分なんですよ。
なので、「まあ大丈夫だろう」になるまで休ませてもらいました。
また、今回の件でツイッターでこのようなお知恵もいただきました。ありがとうございます。
事業者が証明をしてくれない時でも、個人が直接労基局に申請できますよ。
店長、私、個人資格で申請しときましょうか?
後から、事業所に調査が入るらしいので、
その時、労基局の方に説明だけしてくだされば良いみたいです♪2年間、有効です。
↓問14です。https://t.co/6Ncg2maDXS
— Sumile2103 (@sumile2103) 2018年3月9日
ということで次、こんな事態になったら労基砲だぞ!
さらに検索していたら、やはり書類の締め切りで困っておられる方がYahoo!知恵袋に↓
[blogcard url=”https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q12128448997″]
2014年5月時点での情報なので確認は必要ですが、労災書類の締め切り関係でこのブログに飛んで来た方は、上記の知恵袋をご一読の上、労働基準監督署に行くといいかもです。
ちなみに、本社の担当者の方はやさしかったです(人”▽`)
復帰した職場で中傷と妄想にぶっ叩かれる
仕事に復帰しましたが、思いがけない出来事がありました。
同僚が私の不在中に、私の悪口やデマを妄想と共にまき散らしていたのです。
「あんなケガすぐ直る」とか、「休業補償が出るからずる休みしている」とか、「息子のインフルエンザを利用して休みを延長している(ちょうど同じころ、高校生の息子がインフルになり、私にも移ってしまったのは本当)」とか、その他ちょっと意味不明なものも…。
私が抜けて大変だったのはわかりますが、そりゃないぜ。
真に受けたヤンキー(50歳)の同僚に怒鳴られて詰め寄られたり(一応、その後和解)、「お金たくさんもらったんでしょ」と言われたり。あーもうウンザリーー。
自分以外が得をしたと思うと、「ズルイから制裁する」ことになるんですね。
土台は私がケガで休んだという事実ですが、その上に妄想と悪意が乗っかって話がこじれた後なので、色々誤解を解こうと説明しても、すでに収集が付かない状態でした。
仕事のケガで労災に。労災の書類を期限ギリギリで病院に提出した話:まとめ
ということで、今回の件での学びは、一生懸命仕事をしないです。
これからは、ムリな作業量を要求されても、安全第一で働きます。頑張って終わらせても給料上がらないし。人件費削られて指も削ったとかウケるー(ウケない)。
それともう一つ。ほんの少しの欠損でも、体の負担は大きいということです。血が結構出たせいですかね(;´ρ`) グッタリ
しかし最大の学びは、私の上司と同僚は信用に値しない種類の人間だということでした。
では~~ヾ(゚ω゚)ノ゛

