どーも!大雪です。
実は今日、子ども2人が日本脳炎の予防接種一回目をしてきました。
子どもは中学1年生と高校3年生です。
「え、いままでしてなかったの?」と思うでしょ?
実は北海道で日本脳炎の定期接種が始まったのは、平成28年4月1日から。
最近そのことを知った私は、あわてて病院に連絡して接種の予約をしました。
おそらく、そのことを知らない親御さんも結構いらっしゃると思います。
そこで、日本脳炎ワクチンの接種を逃した方が無料で接種できる制度、「特例措置対象者」をご紹介します。
日本脳炎ワクチンを無料で接種できる「特例措置対象者」
北海道で生まれ育った現在中高生のお子さんは、小さいころにはまだ定期接種が始まっていなかったのではないでしょうか。
もちろん自費で接種することはできましたが、そのころは病院でも、日本脳炎ワクチンの扱いはあまり大きくなかったように記憶しています。
また、平成17年5月30日から平成22年3月31日まで5年間、積極的勧奨がされなかった時期があり、その救済策ともなっています。
生年月日をチェックして特例措置対象者か確認をしよう
日本脳炎の予防接種の機会を逃した方は、「特例措置対象者(特例対象者)」として無料で接種を受けることが出来ます。
対象は以下の方たちです。
- 平成19年4月2日~平成21年10月1日生まれの方
- 平成19年4月1日以前に生まれた方で、20歳未満の方
それぞれ、接種歴によって接種の回数や間隔がかわります。
接種スケジュールも複雑なので、お住まいの自治体ホームページか、小児科・内科などでご確認ください。
「自治体名+日本脳炎」で検索すると、関連ページが表示されます。
日本脳炎に治療法ナシ。予防接種で予防が大事
日本脳炎がどんな病気なのか。また、なぜ北海道では定期接種がおこなわれていなかったのか、こちらにまとめの記事がありました。
関連記事:北海道だけ!「日本脳炎」予防接種が、「必要ない」とされていた!/NAVERまとめ
まとめ記事にあるように、日本脳炎ウィルスに有効な薬や治療法はありません。予防接種での予防が重要です。
感染して発症した場合、死亡率は20~40%。生存しても、45-70%で精神障害などの後遺症が残る可能性があるそうです。
ぜひお子さんの接種履歴をご確認ください。