どーも。大雪です。ラノベ風のタイトルで登場です。
大1長男から毎日バイトの話(グチ)を聞かされているのですが、先日ビックリして飛び上がった話がありました。
若いい社員さんから、「べつに怒ってないんだけどさ、やる気ある?」と聞かれた長男が、
「ないです」「でもやることやってるんで問題ないと思います。」と答えた、というお話です。
なんだその口の利き方…親の顔が見てみたいよ……。
いつもの雑談のつもりだったので、聞いてビックリですよ。
お前なんてこと言ってくれたんだと。せっかくの初バイトをダメにするつもりなのかと。
そういう時は嘘でも、「あります!やる気しか無いです!」って言うもんだと伝えても、「いや、ない物はないんだよね」と取りつく島もありません。
あくまで本人の話ですが、仕事自体はしっかり務めているようです。
一見無気力そうでも、仕事が出来ているなら確かに問題ありません。接客じゃないし。
でも声をかけられたという事は、やる気ないオーラがあふれ出ていたということで、それはさすがに許容範囲を超えているのではないかと…。
そもそも人生初のアルバイトを始めて3~4か月の人に、仕事で本当に必要な”やるべきこと“がなんなのか、判断することができるでしょうか。そのセリフ百年早いでしょ。
図々しい?図太い?若さゆえの過ち??
もう不安しかない。
思い起こせば長男は小学生の時に、素直な発言で失敗していました。
班のみんなが給食の後片付けをしないで遊んでいる間、長男が一人でせっせと片づけをしたそうです。
なのに担任の先生に呼び出されたのは班全員。連帯責任です。
長男としては、1人で頑張っていたのにまとめて怒られて納得がいかない。
他の子が「クラスのためにもうこんなことはしません」と謝る中、謝る理由がないと思っている長男は、「怒られたくないからもうしません」と言っちゃったいました。
その後、担任の先生にメチャクチャ怒鳴られて泣いたんですけどね。かわいい。
思っていないことを言いたくない、というのが長男の言い分です。
それは悪いことではないと思います。
けれど世の中を渡って行く中で、このままストレートな発言を続けるなら、いらぬ苦労をする羽目になるかもしれんと、私は心配しています。
相手によっては致命傷にもなりかねない。
もちろんいつでも正直発言をするわけではなく、状況は見て判断している…気配はある。
夫はそういうことも含めて、自分で経験して行くしかないだろうと、静観の構えです。
いやまあそうなんだけどさー、そうなんだけどさー。
言い訳すると、長男は目が座ってるんです。無表情だし、返事はそっけないし、モサっとしてるし、活力にあふれているとは言い難い。親でもたびたび「やる気ある?」と思うことがある。
だからこそ相手とのコミュニケーションの取り方を、もう少し上手くやってほしいなあと思います。
給食の件も、納得いかない理由を先生に告げて話し合いが出来れば、怒鳴られて泣くことも無かったのではないかと思います。
取り繕って心にもない発言をするのは嫌だ、という長男の気持ちはわかりますよ。
しかしこのままの態度を続けるなら、大きなピンチを招きかねません。
社会に出るまでに、もう少し穏やかに自分の気持ちを伝える方法を学んで欲しい、いや学んでくれよ頼むから、と母は祈っています。