どーも。さすがにマイナス10℃は寒いなぁと思っている、札幌在住の大雪です。
さて、北海道で家を建てるとき、チェックして欲しいのはズバリ、電柱&屋根と玄関の位置です。
北海道だけじゃなく、寒冷地ならやはりチェックしたほうが良いと思います。
地味な箇所ですが、ここでミスをすると、毎年冬はウンザリするハメになりますよ。
北海道で家を建てる時のチェックポイント2つ
電線と通り道が被らないようにする
方角とか風水的な問題とは違います。
玄関と、電柱及び電線の位置関係を確認してもらいたいんです。
電線には色々なカバーや部品が取り付けてありますよね。
写真のオレンジで囲った部分です。


電柱の位置と玄関の間に距離があれば問題ありませんが、接近している場合。
このような部品が、玄関や玄関前の階段と被るような位置にあると、天候によっては面倒なことになります。
雨の場合、雨水がその部品から滴ってくるというだけなので、出入りの時少しうっとしいくらいで済むかもしれません。
でも冬はマズイです。凍ります。
雪が降り、日中少し溶けると、部品からポタポタと水滴が落ちます。それが氷になって玄関前をガシッと固めてしまうんです。
この氷はなめらかなので、すごく滑ります。しかもそこが階段だった場合、自分だけではなく、お客さんもみんな滑って転んで怪我をします。
子どもとか危険極まりないです。この場合、滑り止めのマットもあまり効果がありません。
これは、家を立てて冬を迎えてから初めて気が付きます。その時になって、「うわ、失敗した!」と思うのです(´;ω;`)
でも玄関を移動する訳にもいきませんしね…。
電柱の方を移動するという手がありますが、10~20万円かかるようです(条件もあり。詳しくはお住まいの地域の電力会社へお問い合わせを)。
玄関の屋根のカドにも注意
また、玄関屋根(庇)の長さと位置もご確認を。
玄関屋根のカドから落ちた雪解け水が、玄関ポーチや階段を濡らして凍らせます。
この氷も、やはり滑る氷です。
こまめに割るという手段もありますが、氷の下がタイルなど傷つきやすい素材だと、力加減で神経を使うので疲れます(;´・ω・)
また、この玄関屋根のサイズにも建ぺい率が関わってきます。
建てた後からリフォームすることも出来ますが、大きさによっては違法建築となる恐れもありますので、設計の段階で確認することをお勧めします。



毎年冬にウンザリしないために!北海道で家を建てるなら、設計の時にチェックするべき盲点2つ:まとめ
家を建てるのは大ごとなので、チェックすることは沢山あります。でもここは盲点じゃないかな?と思って記事にしてみました。
これから家を建てる方、まだ設計図が固まっていない方、また、中古住宅を検討中の方も、玄関前で頭の上を見上げてみてください。
では!


