どーも。
生まれも育ちも札幌市。大雪です。
さっぽろ雪まつりには、毎年子ども連れで見物に行っています。
暖かい年もありますが、雪まつりを楽しく見物するためには、やはり防寒対策は必要です。
この記事では、快適に雪まつり見物をするための、地元民おすすめ防寒スタイルをご紹介します。
さっぽろ雪まつりの防寒対策における全体的な注意点
私の体感として、マイナス2~3度ならあまり心配しなくて大丈夫です。マイナス10度前後ならしっかりした防寒対策が必要になります。風速も影響するので、天気予報はしっかりチェックしましょう。
札幌は地下街が発達しているので、その気になれば一日外に出ずに過ごすことも出来ます。
その場合、コートが1枚あれば防寒は考えなくて大丈夫。
しかし屋外で開催される雪まつりを楽しむためには、防寒対策は必要です。
ビルからビルへの移動とは違い、雪まつりはずぅっと外です。
特に夜の雪まつり見物を考えるなら、おしゃれより防寒優先。
せっかく雪まつりに来たのに、「寒くて見ていられなかった」となると残念ですよね?
ちなみにダメな見本が、下の「雑誌Mariso」記事のファッション。たしかにおしゃれですけど無理です。
カレの前で真っ青になって、ガタガタ震えながら鼻水垂れ流し!デートも台無しですよ!
彼と日帰りで“さっぽろ雪まつり”へ。雪が似合うグレージュで統一して https://t.co/qNUkqBAlOt
— Marisol/マリソル (@marisolstaff) 2017年2月11日
温度調節できる服装を用意する
厚着をする場合にも注意点が。簡単に脱げるということも大事です。
屋内と屋外の温度の差がかなりあるので、地下街などに入ると汗だくになる可能性があります。
ですので、肌着を重ね着しすぎると脱ぐことが難しいのでおすすめしません。
また、天候による寒暖の差も大きいです。
暖かい日は雪像が解けるくらいですが、寒い日は震えあがって雪像どころではありません 。
天気予報をチェックして、調節してください。
参考リンク:また、脱いだものをしまえる大きめの袋を用意すると便利です。軽めのエコバッグならかさばりません。
あったか雪まつりのための防寒スタイル
では上半身、下半身、足元の順でおススメの防寒装備をご紹介します。
ウルトラライトダウンをコートの下に!上半身編
上半身に着用するおすすめ装備です。
- 耳が隠れる帽子、もしくは耳当て
- マフラー
- 冬用コート(フード付きがおすすめ)
- ウルトラライトダウン
- 手袋
- 肌着と厚手のセーターなど
帽子は、野球帽などのキャップではなく、防寒のためのものを。
気温が低いと、耳がとても冷たくなってちぎれそうになります。耳が隠れるくらいの帽子があればベスト。もしくは耳当てがあると良いです。
帽子は転倒した時の頭部のクッションにもなります(特にお子さん)。
コートは冬用ならOK。風が通らない素材を選んでください。降雪や吹雪いたときのために、フード付きがおすすめです。
カナダグースのようにりっぱなダウンジャケットならベストですが、そこまでしなくても大丈夫。
ただし!コートの下にウルトラライトダウンの着用をおすすめ!
とっても薄くて軽いダウンジャケットですが、これが1枚あると暖かさが違います。
コートの中でゴワつくのがイヤな場合は、袖なしのベストタイプを選ぶとスマートに着用できます。
代表的な商品はユニクロです。4,000円ほどで販売されています。
あと手袋が大事。とにかく手足は冷えます。暖かい飲み物を飲もうとしても、寒さで手が動かなくなり、コップを掴めなくなりますよ。
スマホ対応の手袋だと便利かも。これもユニクロで2,000円くらいで手に入ります。
転んだ時に氷に手をつくとケガをしてしまうこともあります。防寒だけでなく、安全のためにも手袋は必ずしてください。
厚手のタイツで保護しよう!下半身編
上半身以上に大事なのが下半身の防寒対策。
おすすめ防寒アイテムはこれ一択です。
- 厚手のタイツ+靴下
タイツ1枚で天国と地獄が分かれるといっても過言ではありません(断言)。
ボトムスはジーンズやデニムで大丈夫ですが、その下に男性も女性も厚手のタイツを着用しましょう。
160デニール以上あればイケる!(多分)
タイツの突っ張る感じが苦手なら、代わりにスパッツやレギンスでも良いです。その場合は靴下を忘れないように。
なお、スカートの方は、さらに厚手のタイツを選んだほうが良いです。間違ってもナマ足(素足)はやめましょう。
雪道仕様の靴を買っちゃおう!靴編
雪まつり会場はたくさんの人が行き交うため、雪が踏み固められて、通路はツルツルになります。
ということで必須アイテムがこちら。
- 靴の裏に滑り止めが付いた雪道仕様の冬靴
スニーカーはガッツリすべるので、危険ですからやめましょう。ヒールはもってのほか。
どうしても夏靴を使用するなら、脱着可能なすべり止めを装着する方法がありますが、足も冷たくなりますし、おすすめしません。
もし冬靴をお持ちじゃないなら、この機会に購入しましょう。
雪の少ない地域で冬靴が手に入らない、ということであれば、札幌に来てから買ってもいいと思います。
その際、滑り止めとして靴底に金属の金具が付いている靴は避けた方がいいです。屋内を歩くとき、カッチカッチと音がするので使いずらいです。
どれにすれば良いか困る場合は、靴屋の店員さんに声をかければ相談に乗ってくれます。
札幌では冬に売っている靴は大体冬靴です(当たり前…)。お手頃価格の靴も多いので、お好みでチョイスしてください。
ただし、すべる時はすべります。すべり止めがあってもすべります。冬靴に頼らず、注意して歩いてください。
さっぽろ雪まつりの子どもの防寒
雪まつりの子どもファッションはこちらがおすすめ。
基本的には、スキーに行く格好です。
- 冬用の帽子
- 冬用の手袋
- スキーウェアの上下セット
- 冬用の靴
帽子は転倒した時のクッションになるので、出来るだけかぶった方が安全です。
手袋も雪に触る場合は、毛糸よりツルツルした素材がおすすめ。
また雪まつり会場には、子ども向けの雪の滑り台などが設置されています。
こういった遊べる雪像を利用するなら、上半身のコートだけだと不便です。
雪まつり会場で遊んだり、滑って転んでも大丈夫なように、上下が保護されたスキーウェアなどが便利です。
冬の北海道の子どもは、普段からスキーウェアで活動するので目立つことはありません。
注意点としては、上下つながったタイプだとトイレが不便なので、ホテルを出る前などに用を足すのを忘れないようにしてください。
雪まつり会場のトイレは混んでいます。大通り会場なら周辺に地下街やデパートがありますので、こまめに利用してください。
なお、混雑や路面状況から、ベビーカーは使用できないと考えたほうが良いでしょう。
おんぶは大人が転倒した時危ないので、抱っこひもを使用しての抱っこが良いと思います。
【保存版】地元民おすすめ!さっぽろ雪祭りのあったか防寒スタイル:まとめ
雪まつりの頃の札幌の平均気温は-3.1度。夜間だと-10度以下になることもあります。
温かい冬もありますが、やはり寒さ対策はきちんと準備したほうが楽しめます。
ぜひ、あたたかい服装で、雪まつりを楽しんでください。
ちなみに、メイン会場である大通り公園は札幌中心部のため、北海道の中では温かいほう。
しかし、郊外に足を延ばしたり、旭川や道東にも旅行するといった場合は、-20度以下を想定して準備をしてください。
雪まつりと防寒関連リンク集
さっぽろ雪まつりと、冬の防寒対策などに関するリンクをまとめました。参考になさってください。
https://cyocogumix.com/archives/2666